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- 2026/07/15 掲載
【Claude Cowork】めんどうな請求書→Excel転記を“たった1プロンプト”で完全自動化
1986年生まれ、横浜育ち。オンライン動画でITスキルを教える人気講師。「多くの人に、仕事を自動化してラクにする方法を伝えたい」という想いから、Excelやマクロ、AI関連の書籍を執筆するなど発信活動を行う。YouTube総再生回数1300万回、チャンネル登録者数11万人超。また、オンライン動画教育プラットフォーム「Udemy」では22万人以上の受講者へ動画コースを展開している。著書に累計4万部以上のベストセラー『生成AI最速仕事術』(かんき出版)、『Excel×Copilot AI仕事術』(日経BP)、『学習と業務が加速するChatGPT×Excel VBA&マクロ』(ソシム)、『Excel VBA塾』(マイナビ出版)、『エクセル兄さんが教える世界一わかりやすいMOS教室』(PHP研究所)などがある。
「作業を自動化したいけど、非エンジニア」そんなあなたに
これまでの業務効率化において、Excelを使ったデータ管理や集計作業の自動化は多くのビジネスパーソンにとっての悲願でした。ただし、それを実現するためには「VBA(マクロ)」や「Python」といったプログラミング言語の知識が不可欠であり、ITエンジニアではない一般の事務担当者にとっては、学習の初期ハードルが非常に高いという課題を抱えていました。
近年ではChatGPTやGemini、Claudeといった汎用的なチャット型AIが登場し、数式の作成やマクロのコードが格段に容易になっています。しかしそれでも、これらはあくまで「Webブラウザ上での会話や提案」にとどまっており、目の前にある自分のパソコン内のファイルを開いて直接編集してくれるわけではありませんでした。
結局、生成されたコードを自分でコピーし、一度ファイルをアップロードしたり、手元のExcelに貼り付けて実行したりするという手間が依然として残っていたのです。
こうした「Web上のAI」と「ローカル環境での実作業」の間にあった壁を打ち破る存在として登場したのが、今回ご紹介する「Claude Cowork」です。
チャットで指示をするだけで、パソコン上のExcelやPDFをAIが直接操作してくれるという、新しい時代のエージェント機能の実力を紐解いていきましょう。
【基礎編】「Claude Cowork」でできる業務自動化の3大機能
「Claude Cowork」は、AI開発企業のAnthropic社が提供する「Claude Desktop」アプリ(Windows・Mac対応)上で利用できる新機能です。主に非エンジニア向けに設計されており、AIの作業場(サンドボックス)と自分のパソコンを分けて動くなど、安全性を重視しながらパソコン内の作業を代行してくれます。プログラミングなどの開発寄りの作業に特化し、自由度が高い反面、扱いが難しい「Claude Code」とは異なり、一般の事務作業に向いているのが大きな特徴です。
Claude Coworkが持つ代表的な機能は、大きく分けて以下の3つに分類されます。
- パソコン内のファイル操作
指定したフォルダの整理や、ファイル名の一括変更、PDFの読み取り、Excelファイルへの直接の書き込みなどを実行できます。 - ブラウザ操作
Webページを開いて情報を収集したり、比較表を作成したり、アンケートなどの入力フォームに自動で入力したりといった、面倒なブラウザ上の作業を代行します。 - 定期タスク実行
パソコン上でClaude Desktopが起動していれば、設定した時刻に毎日同じ処理を自動で実行できます。これにより、毎朝のルーティンワークなどを手放すことも現実的になります。
また、パソコン内での処理が高度になるため、通常のチャットよりも使用量を多く消費する傾向があり、使いすぎると一時的に応答が止まる「利用制限」にかかりやすい点には注意が必要です。 【次ページ】【準備編】AIが勝手にパソコンを動かす?その不安を解消
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