- 2021/12/15 掲載
東陽テクニカ、警告機能付きIoT洪水氾濫センサー「AWARE Flood」を発売
「AWARE Flood」は自動的に洪水警告を行うための洪水検知システムで、先に販売開始しているオールインワン型気象観測システム「IWOS(イオス)」とともに、自然災害を未然に防ぐためのソリューションとして提案いたします。「IWOS」も同じくIntellisense社の製品で、視程・雲高をはじめとする多項目の自動観測が可能なオールインワン型気象観測システムです。
東陽テクニカは、これら製品の提供を通して洪水検知や気象のモニタリングを支援することで、昨今深刻化している気候変動にともなう自然災害の対策を推進いたします。
【製品概要】
(1) 警告機能付きIoT洪水氾濫センサー「AWARE Flood」
過酷な気象条件でも自律的に監視できる設計で、洪水リスクを判断するために必要な水位情報を自動監視します。ダム、河川に設置し、洪水のリスクを事前に知らせることで、豪雨災害を未然に防ぎます。
<「AWARE Flood」の主な特長>
・取得計測データ:水位、気温、大気圧、水温、雨量、位置、カメラによる定点画像
・データロガー、太陽光パネル内蔵
・鉄砲水を自動的に検知
◆製品ページ:https://www.toyo.co.jp/kaiyo/products/detail/awareflood
(2) オールインワン型気象観測システム「IWOS」
モジュール構造になっているためユーザーが計測したい気象要素を選択でき、気温、相対湿度、大気圧、降水量、風向風速、海面水温、落雷、波の情報、雲底高度、視程、天気、360°パノラマカメラ画像を一つの筐体で計測することが可能です。小型軽量かつ太陽光発電によって仮設での観測が簡易なため、港湾・船舶、飛行場、山岳などあらゆる場所で気象観測モニタリングができます。
線状降水帯の精度予測向上のために増加する観測地点での使用、洋上風力発電建設中の気象モニタリングなどに有用です。
<「IWOS」の主な特長>
・取得可能データ:気温、相対湿度、大気圧、降水量、風向風速、海面水温、落雷、波の情報、雲底高度、視程、天気、360°パノラマカメラ画像など
・最大重量11kg、直径13cm、高さ56cmのコンパクトな設計
・モジュール式のため計測センサーの選択が可能
・設置から5分下内で計測開始
◆製品ページ:https://www.toyo.co.jp/kaiyo/products/detail/iwos
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