- 2021/12/24 掲載
午後3時のドルは114円前半でもみあい、海外勢不在で模様眺め
トレイダーズ証券の市場部長、井口喜雄氏は「チャート上でも流動性の低さがうかがえる」と指摘。クリスマス休暇や年末年始など市場参加者が少ない状況では、特異な値動きをすることもあるため、注意が必要だと話した。
来週にかけても流動性が低い中で、突発的なニュースが出た場合は相場が上下動する可能性もあるという。
他の主要通貨ではユーロ/ドルが小幅に上昇し、底堅さを見せた。
三菱UFJモルガンスタンレー証券のチーフ為替ストラテジスト、植野大作氏は ECBのラガルド総裁は、足元のインフレについて一時的との見方を示しているが、「マーケットはラガルド総裁が今後、インフレへの見方を変えるのではないかと少し懐疑的になっている」との見方を示す。
来年以降、ECBもタカ派シフトするのではないかとの期待がユーロを支えているという。
ユーロ/円は129.59円付近で、一進一退の値動きとなった。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 114.38/40 1.1328/32 129.59/63
午前9時現在 114.45/47 1.1321/25 129.59/63
NY午後5時 114.37/40 1.1328/32 129.57/61
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