- 2021/12/24 掲載
11月の物価上昇、0.5%に加速=原油高で1年9カ月ぶり伸び―総務省
総務省が24日発表した11月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が100.1と、前年同月比0.5%上昇した。プラスは3カ月連続。原油高と円安の影響で、ガソリン代、電気代などエネルギー価格が上昇したことが主因。伸び率は10月の0.1%から加速し、20年2月(0.6%上昇)以来、1年9カ月ぶりの大きさとなった。
ガソリン代は27.1%、原油高の影響が遅れて反映される電気代は10.7%、灯油代は36.2%それぞれ上昇し、エネルギー価格全体では15.6%のプラスと、08年8月以来13年3カ月ぶりの上昇率となった。原材料高を背景に加工食品の値上がりも物価を押し上げ、生活コストの増加が目立っている。
【時事通信社】 〔写真説明〕総務省の看板
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