- 2021/12/28 掲載
原油先物は上昇、1カ月ぶり高値近辺 オミクロン株巡る懸念後退
0115GMT(日本時間午前10時15分)時点の北海ブレント先物は0.07ドル(0.1%)高の1バレル=78.67ドル。米WTI先物は0.18ドル(0.2%)高の同75.75ドルで、5営業日連続の上げとなっている。両先物ともに前日に付けた11月下旬以来の高値近辺で推移。
英国のジャビド保健相は27日、オミクロン変異株の感染が急拡大する中でも、首都ロンドンがあるイングランドで年内に新たな抑制策は導入しないと述べた。
一方、米航空各社は26日、オミクロン株の拡大に伴う客室乗務員の縮小で1300便以上を欠航にした。
原油価格は、需要回復と石油輸出国機構(OPEC)と主要産油国(OPECプラス)による供給削減に支えられ、年初から約50%上昇した。
投資家は1月4日のOPECプラス会合で2月に予定されている日量40万バレルの増産に踏み切るかどうかに注目している。
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