- 2021/12/28 掲載
新生銀、「スタンダード市場」へ=東証再編、流通株低下で
新生銀行は28日、来年4月に予定されている東証の市場再編に伴い、現在所属している東証1部から中堅企業向けの「スタンダード市場」に移行する方針を決めたと発表した。インターネット金融大手SBIホールディングスによるTOB(株式公開買い付け)の結果、市場で売買できる流通株の比率が低下。最上位の「プライム市場」の上場基準を満たせなくなった。近く、東証に申請する。
SBIは新生銀株の保有比率をTOBで47.77%に引き上げた。国の保有分と合わせると約7割に上り、流通株比率は大きく低下。現状では、プライム上場基準の「流通株比率35%以上」に届いていない。
【時事通信社】 〔写真説明〕インターネット金融大手SBIグループ(上)と新生銀行のロゴマーク
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