- 2021/12/29 掲載
米CDC、国内線ワクチン義務は現時点で検討せず 航空便欠航続く
[28日 ロイター] - 米デルタ航空は悪天候と新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大による影響で、28日に運航を予定していた4133便のうち250便以上を欠航する見込みだと発表した。アラスカ航空もシアトル発着の150便の欠航を発表。欠航や遅延はさらに増える見通しとした。
こうした中、米疾病対策センター(CDC)は、国内線搭乗者に対するワクチン接種義務化の推奨は現時点で検討していないと明らかにした。
米国では国内便および米国発着便の欠航が5日続いており、この日は東部時間午後2時の時点で合計1034便が欠航、2694便に遅れが生じている。
デルタ航空は一部フライトのルート変更や振り替えに取り組んでいるという。
航空会社は新型コロナの感染拡大で操縦士や客室乗務員が隔離を余儀なくされる事態に直面しているほか、悪天候の影響も受けている。
バイデン米政権のファウチ首席医療顧問は27日、国内航空便の搭乗者に対する新型コロナワクチン接種の義務化を検討するよう政府に提案したと明らかにした。
CDCのワレンスキー所長は28日、米公共ラジオ放送NPRでファウチ氏の提案について「われわれが現在議論しているのはワクチン接種を促す方法だ。確かに国内線はこれまでに議題に上がったが、現時点で再考はしていない」と語った。
その上で、CDCはあらゆる政策の選択肢を検討しているとし、ワクチン接種を強く勧めるすると強調。未接種者は入院の確率がはるかに高いと指摘した。
ロイターの集計によると、米国の新規感染者は過去7日間に1日平均20万5000人超と55%増加している。
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