- 2022/01/18 掲載
カナダ企業、人材不足や賃金圧力の強まり指摘=中銀調査
景気見通しを示す指標は、新型コロナウイルスのオミクロン変異株による感染が拡大する前の第4・四半期に過去最高を記録。「堅調な需要と供給上のボトルネックが相まって、今後1年間は価格上昇圧力がかかると予想される」とした。
また「生産能力の圧迫に対応して、大半の企業がセクターや地域に関係なく投資を増やし、人材確保に向け賃金の引き上げを計画している」とした。
今後2年間のインフレ期待は引き続き高まっており、約3分の2の企業はインフレ率が今後2年間で中銀の1─3%のコントロールレンジを上回ると予想している。
もっとも大半の企業は現在のインフレ圧力の高まりは時間の経過とともに和らぎ、インフレ率は1─3年後に目標の2%に回帰するとの見方を示した。
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