- 2026/07/21 11:25 掲載
AI著作権訴訟で過去最大級、アンソロピックの15億ドル和解承認
この和解の成立によってアンソロピック社が法的な責任を免除されるのは、過去に実施した対象データのダウンロードおよびAIモデルの学習行為だけに限定される。和解案には将来のAIモデル開発に向けた学習や、生成物の出力に関する権利許諾は一切含まれていない。そのため、今後のモデル学習において新たな著作権侵害が確認された場合、再度法的手続きをとる権利を作家側は保持している。
一方で、今回の和解の枠組みには参加せず、個別の司法判断を求める道を選んだ作家もいる。アンジー・クルーズ氏やデイヴ・エガーズ氏ら28人の著作者が個別に新たな訴訟を提起したほか、さらにトーマス・ウィリアム・シェイクスピア氏ら100人の著作者による共同訴訟も提起されている。特に後者の訴訟では、故意の権利侵害が認められた場合の法定損害賠償として最大7,140万ドルの支払いや、AIモデル「Claude」の提供に関する恒久的な差し止めなどを求めている。生成AI開発におけるフェアユース(公正利用)の適用範囲を巡る著作権者とAI開発企業間の対立は、この新たな訴訟へと舞台を移して続いている。
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