• 2022/01/20 掲載

米P&G、通期売上高見通し上方修正 清掃関連製品の需要回復で

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
[19日 ロイター] - 米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は19日、2022年度(22年6月まで)の売上高見通しを上方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い清掃関連製品の需要が回復しているほか、値上げが寄与するという。

第2・四半期(10─12月)は堅調な売上高を計上し、運賃やコストの予想以上の増加を相殺。株価は序盤の取引で4%超上昇した。

オミクロン変異株による感染急拡大を背景に清掃関連製品の需要が増加し、ファブリック・アンド・ホームケア商品の売上高が第2・四半期に7%増加。インフルエンザシーズンの到来を受けパーソナルヘルスケア製品の為替変動・買収効果などを除いた売上高(オーガニック・セールス)も20%増加した。

これに加え、コスト高や運賃上昇を転嫁するための値上げも寄与し、純売上高は6%増の209億5000万ドルと、市場予想の203億4000万ドルを上回った。

P&Gの財務部門幹部は、インフレ圧力が当面続くとし、コスト高や為替などによるネガティブな影響を従来の23億ドルから28億ドルに引き上げた。

一方で、22年度のオーガニック・セールスの伸び見通しを従来の2─4%から4─5%に上方修正。自社株買いの規模も従来の70億─90億ドルから90億─100億ドルに増額した。

また、食品・日用品大手ユニリーバが検討している英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の一般医薬品(大衆薬)部門の買収に関心があるのではとの憶測に対し、P&Gのジョン・メラー最高経営責任者(CEO)はCNBCでのインタビューで「現在の事業ポートフォリオで非常に満足している」とし、大規模な買収は必要ないとの見解を示した。

関連タグ

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます