- 2022/01/21 掲載
物価「上昇圧力」意見相次ぐ=昨年12月の日銀会合議事要旨
日銀は21日、昨年12月16、17両日に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。会合では、消費者物価について「原材料価格の上昇を背景に国内企業物価が歴史的な伸びを続ける中、基調的な上昇圧力が徐々に高まってきている」などとの意見が相次いだ。
政策委員の一人は「食品やエネルギー関連だけでなく、幅広い品目で値上げが行われている」と指摘。また「これまで値上げによる売り上げ減少を警戒してきた企業の価格設定の仕方に変化の兆しがうかがわれる」との意見も出された。
【時事通信社】 〔写真説明〕金融政策決定会合に臨む日銀の黒田東彦総裁(奥)ら=2021年12月、東京都中央区の日銀本店
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