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  • 2025/08/25 掲載

どこで間違えた…「コンサル部長→営業部長」に異動、組織を壊した「私の3行動」

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「良かれと思った判断が失敗の原因になってしまった」──そんな経験、誰にでも一度はあるのではないでしょうか。現在、組織コンサルタントとして働いている私も、かつて“部下のために”とやったことが、結果的に部全体のパフォーマンスを大きく下げてしまっていました。今回は、かつて私自身がしてしまった「3つの間違い」を基に、「やってはいけないマネジメント」を解説します。
執筆:識学 コンサルタント 岸田 好生

識学 コンサルタント 岸田 好生

大学工学部卒業後、製薬大手に入社し工場に勤務。工場の閉鎖に伴う希望退職に応じ、1年の海外放浪後、大学の心理学科に再入学。卒業後に大学院修士課程まで学び、修了後は大学の学生募集業務の代行会社に入社。その後、経費削減コンサルティング会社を経て識学に入社。

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あなたは「私の過ち」を見抜けますか?
(Photo/Shutterstock.com)

自信とともに異動をしたはずだったのに……

 今でこそ組織コンサルタントとして経営者にマネジメントの仕方を伝授していますが、私もかつては「迷走する上司」そのものでした。


 これは、私が経費削減のコンサルティングを手がける会社に勤めていた頃の話です。

 入社から8年間、私はコンサル部門を率いる役目を担い、それなりの成果を上げていました。もともと、私の部下は大阪エリアの2~3人だけでしたが、最終的には全国15人を束ねるまでになりました。その実績を評価されたのか、私はある日、営業部長への異動を命じられました。

 自分なりのやり方でしたが、8年の間にマネジメントがうまくいった実感があり、営業部に移ってもやっていけるだろうと自信がありました。

 ところが、そこに待っていたのは、営業一筋でやってきた猛者たちでした。その会社での営業経験が無かった私を歓迎している社員は皆無に等しく、「好きにやらせてほしい」という空気が支配していました。あからさまな敵意を向けてくるメンバーもいて、正直やりにくさしかありませんでした。
【次ページ】「信頼されない部長」だった私がしてしまった過ち
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