- 2025/08/27 掲載
スズキ、EV強化へ80億ドル投資 インドの生産体制拡充
鈴木氏が中型の多目的スポーツ車(SUV)のEV「eビターラ」の商業生産開始を記念する式典で発表した。同席したインドのモディ首相は、「メイク・イン・インディア」目標に向けた「大きな飛躍」だと述べ、歓迎した。
スズキはインド最大の自動車メーカーであるインド子会社、マルチ・スズキを通じて、インドで17モデルを生産し、日本を含む約100カ国に輸出している。今後はEVでもグローバル生産拠点にもなる。マルチ・スズキの株価は一時2.6%上昇し、最高値を更新した。
マルチ・スズキのバルガバ会長は年間5万─10万台のEVを輸出する計画だと述べた。インド市場での発売時期は未定としている。インドでのEV販売の伸びは自動車市場全体の伸びを上回っており、4月以降の新車販売台数のうち約4.5%をEVが占める。インド政府は2030年までに30%のシェアとする目標を掲げている。
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