- 2022/01/25 掲載
ホンダ労組、2年ぶりベア要求=マツダも―22年春闘
ホンダの労働組合、本田技研労働組合は25日、2022年春闘で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分について月3000円を要求する方針を固めた。マツダ労働組合も賃金改善分の引き上げを求めると明らかにした。いずれも2年ぶりのベア要求となる。
ホンダの労組は、電動化など次世代技術への対応が求められる中、組合員の賃金改善は不可欠と主張。年間一時金(ボーナス)に関しては前年要求より0.5カ月多い5.8カ月分とする。ただ、2月9日に公表されるホンダの21年4~12月期連結決算次第では、水準を変更する可能性もあるという。労組は要求内容を2月15日に正式決定し、翌16日に経営側に提出する。
マツダ労組は、ベアと定期昇給分を含めた賃金の引き上げ額を月7000円とし、一時金は5.0カ月分とする。マツダの22年3月期連結業績は2年ぶりに純損益が黒字転換する見通しで、労組は「全職場で地道な改善を愚直に積み上げ、業績に貢献してきた」(原田悟執行委員長)としている。
【時事通信社】 〔写真説明〕ホンダのロゴマーク
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