- 2022/01/27 掲載
「ペースメーカーの役割果たす」=22年春闘で―豊田自工会会長
日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は27日のオンライン記者会見で、2022年春闘に関連し、「より良い社会づくりのペースメーカーとして役割を果たしていくことは、基幹産業である私たちの責任であり、使命だ」と述べた。
豊田氏は、岸田文雄首相が掲げる「成長と分配の好循環」に対し、自動車業界として賛意を示した上で、「これまですべてのステークホルダーへの還元や分配を進めてきた」と強調。「中長期的に安定した雇用と、みんなが未来に向けて希望と自信が持てる社会づくりが必要だ」と語った。
22年春闘をめぐっては、トヨタ自動車労働組合が一時金の増額を求める方針を固めたほか、ホンダやマツダの労組も賃金引き上げなどを要求する見通しだ。
【時事通信社】 〔写真説明〕オンラインで記者会見する日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)=27日
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