- 2022/02/01 掲載
米エクソンが組織改編、3主要部門に集約 コスト圧縮へ
コスト圧縮に向けた取り組みの一環となる。同社は昨年春にアクティビスト(物言う株主)が推す3人の候補が取締役に選出されており、株主還元の拡大や低炭素エネルギーへのシフトで圧力が強まっていた。2020年に224億ドルの記録的な赤字を出しており、来年までに営業経費を60億ドル圧縮する目標を打ち出している。
ダレン・ウッズ最高経営責任者(CEO)は「市場志向の価値連鎖に沿って事業を再編し、サービス提供を一元化することで、最も有能な資源を最優先項目に活用できるようになり、株主還元を拡大する態勢が整う」と述べた。
事業部門ごとにあった技術関連業務は「テクノロジー・エンジニアリング」部門に一元化し、主要3事業部門の支援を行う。
エクソンはまた、本社機能をテキサス州アービングから同州ヒューストン郊外にある既存に移転する計画も明らかにした。23年半ばに完了する見通し。
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