- 2022/02/01 掲載
景気回復の鍵は賃上げ、消費喚起し好循環実現を=連合会長
会長はまた、最近の企業物価の上昇が消費者物価に波及しつつあるとして「賃金が追い付かなければ経済回復はさらに遅れる。すべての組合が賃上げを実現することで消費を回復させ、経済の好循環を起動させていくべきだ」と語った。
一部の企業が過去最高益を更新するなど、現在の企業業績回復には業種や企業間で温度差が見られる。会長は、それぞれの状況を踏まえた取り組みをすべきだとしたうえで、経営が難しい状況下では「将来に向けた展望、中期的に目指す数字を労使で話し合うことも非常に重要」だとした。
最近の企業経営で、いわゆる物言う株主の存在感が強まっていることに対しては「(連合は)労使交渉の場を尊重し、重要視する取り組みを強化していく」と述べるにとどめた。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR