- 2022/02/02 掲載
米セントルイス連銀総裁、50bp利上げでの引き締め開始に否定的見解
[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は1日、3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決定し、5月に追加利上げを実施することに支持を示した。ただ50ベーシスポイント(bp)の利上げで引き締めサイクルを開始することには否定的な見解を示した。
ブラード総裁はロイターのインタビューに対し「50bpの利上げが現時点で助けになるとは思えない」と述べた。
今年の米失業率については、企業が積極的に人材を求めていることを背景に現在の3.9%から改善し、1950年代初めに見られた3%を下回る水準に低下すると予想した。
4日に発表される米雇用統計は「オミクロン変異株の影響で良好な内容とはならない可能性があるものの、惑わされてはいけない」とし、「経済情勢は極めて力強く、雇用市場も非常に堅調だ」と述べた。
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