- 2022/02/02 掲載
ソニーG、通期営業益1.2兆円へ=PS5は販売計画下げ
ソニーグループは2日、2022年3月期連結業績(国際会計基準)のうち、本業のもうけを示す営業利益が前期比25.6%増の1兆2000億円(従来予想1兆400億円)になる見通しだと発表した。映画の新作興行の好調や米ゲーム事業の売却益が寄与した。一方、半導体不足や物流網混乱の影響で家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)5」の販売計画は引き下げた。
今期から会計基準を変更しているため単純比較はできないが、営業利益は過去最高となる。売上高は10.0%増の9兆9000億円と従来予想を据え置いた。純利益は16.5%減の8600億円(同7300億円)に上方修正した。
PS5の販売計画は1150万台程度に引き下げた。従来はPS4の販売2年目の台数(1480万台)を上回ることを目標に掲げていた。21年4~12月のPS5の販売台数は950万台にとどまった。
【時事通信社】
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