- 2022/02/04 掲載
ドバイ原油、6万円台に急伸
4日午前の東京商品取引所では、中東産(ドバイ)原油先物が急伸した。取引の中心となる2022年7月決済物は一時、1キロリットル当たり前日比1820円高の6万0210円を付けた。6万円の節目回復は1月31日以来4日ぶり。
ロシア・ウクライナ国境の軍事的緊張の高まりなどで、国際指標のニューヨーク原油(WTI)先物相場が3日、1バレル=90ドルの節目を7年4カ月ぶりに突破したことが背景だ。
吉田哲・楽天証券経済研究所コモディティアナリストは「ウクライナ情勢がさらに悪化する一方で、世界的な経済の回復が続き、株価が上昇するなどすれば、WTIは95ドルも視野に入る」とし、中東産原油の価格もさらに上がる可能性があるとみている。
【時事通信社】
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