• 2022/02/05 掲載

主要中銀、今後1年で2.2兆ドル引き締めへ 史上最大=モルガンS

ロイター

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[ロンドン 4日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレーのアナリストは4日、世界の主要中央銀行が「史上最大の量的引き締め(QT)」に乗り出そうとしており、今後12カ月間に2兆2000億ドル相当の支援が消えるとの推計を発表した。

世界的なインフレの上昇に伴って米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)、日本銀行、イングランド銀行(英中央銀行)は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で導入された支援策の縮小を迫られている。

FRBは2022年に政策金利を5回引き上げる見通しで、これは05―06年以降で最速のペースとなる。英中銀が3カ月ぶりとなる2回目の利上げを今週決め、ECBも10年ぶりの利上げに踏み切るとの観測が強まっている。

モルガン・スタンレーのアナリストは「主要4カ国・地域(G4)の中銀のバランスシートは5月にピークを迎える」とし、予想している2兆2000億ドル相当の支援削減は、約5000億ドルの支援がなくなった18年の4.5倍に当たるとした。

ECBがユーロ圏の銀行に向けに実施している超低金利で無制限の貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)に言及して「ECBのバランスシートは、22年5月から23年5月にかけて実際にはFRBよりも早く縮小すると予測している。TLTROによる流動性が減るからだ」との見解を示した。

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