- 2022/02/15 掲載
独ZEW景気期待指数、2月は54.3に改善 コロナ規制緩和を期待
ロイターがまとめた市場予想は55.0だった。
ZEWのワムバッハ所長は「経済・政治面の不確実性の高まりにもかかわらず、ドイツの景気見通しは2月も改善が続いた」と指摘。「金融市場の専門家は、2022年前半のパンデミック関連規制の緩和と景気回復を予想している。インフレ率については、ここ数カ月の高水準から、より緩やかながら低下するとの見方を維持している」と述べた。専門家の50%以上が、ユーロ圏の短期金利が今後半年に上昇すると予想しているという。
2月の現況指数はマイナス8.1で、前月のマイナス10.2から改善した。市場予想はマイナス6.0だった。
VPバンクのトマス・ギッツェル氏は、ロシアがウクライナに侵攻した場合、特に西側の主要国がロシアのエネルギーセクターに制裁を科し、ロシアが欧州への天然ガス供給を止めた場合は、ドイツの回復が阻害される可能性があると指摘した。
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