- 2022/02/25 掲載
4月電気料金、7社上げ=ウクライナ侵攻で高止まり懸念
電力大手10社は25日、今年4月分の電気料金を発表した。家庭向けでは3月分までに料金が制度の上限に達した北陸電力と関西電力、中国電力を除く7社が料金を引き上げる。火力発電所の燃料となる液化天然ガス(LNG)や石炭の価格高騰が響き、新たに四国電力と沖縄電力も上限に到達。ロシアによるウクライナ侵攻で、料金の高止まりが懸念されている。
標準的な家庭1カ月当たりの料金で引き上げ幅が最も大きい中部電力ミライズは、前月に比べ127円高い8076円。次いで東京電力エナジーパートナーは115円引き上げ8359円、東北電力は98円上げて8431円となる。高圧供給など法人・事業者向け料金は全社が引き上げる。
【時事通信社】
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