- 2022/02/25 掲載
ウクライナ侵攻でユーロ圏成長を最大1%下振れ、ECBが予想=関係筋
ECBの非公式理事会は、ウクライナ侵攻開始の数時間後にパリで開催された。
4人の関係者によると、0.3─0.4%ポイントの下方修正は「中間シナリオ」。「厳しいシナリオ」は1%ポイント近い下方修正で、ウクライナ侵攻の影響がユーロ圏にないという、今や見込み薄の穏やかなシナリオも示された。
これらの予想について、ある関係者は「おおよそ」の計算と説明。他の関係者は「非常に暫定的」とか、コモディティー価格を参考にしたと述べた。レーン氏は3月10日の理事会により精緻な予測を提出する予定という。
24日の理事会でレーン氏は新たなインフレ予想は示さなかったものの、今年のインフレ率予想は大幅に引き上げられるとの見通しを示した。ただ、予測期間の最も先の2024年は、なおECBの目標の2%を下回ると想定する可能性を示唆した。
ECBのコメントは得られていない。
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