- 2022/02/28 掲載
バフェット氏の手紙、投資機会不足で現金保有維持へ
バークシャーは2020年と21年に合計517億ドル相当の自社株買いを実施したが、現金保有はなお1467億ドルと過去最高水準に近い。
バフェット氏は「(株式市場には)われわれを興奮させるものがほとんどない」と説明。また「現在は買収よりも社内の機会の方がはるかに良いリターンを生み出している」と述べ、大型買収に消極的な考えを示した。
巨額の現金保有については、バークシャーが抱える災害保険など保険事業の損失に対する備えだと説明した。
バークシャーの2021年の営業利益は、前年比25%増の274億6000万ドルと過去最高を記録。うち3分の1以上を鉄道のBNSFとバークシャー・ハザウェイ・エネルギーが生み出した。
純利益は2倍以上の898億ドルで、アップル、バンク・オブ・アメリカ、アメリカン・エキスプレスなどの投資収益が貢献した。
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