- 2022/02/28 掲載
緊迫する世界情勢、自動車に影響ないとは考えられず=自販連会長
金子会長は「いろいろな業界で資材不足がささやかれ始めてきている」と指摘。現時点ではどういった部品供給不足が起こるかはみえていないが「自動車業界にだけ、その影響がないということは考えられない」と述べ、「しっかりと動向を注視し、自動車メーカーとともに(影響最小化に)取り組んでいきたい」と語った。
一方、日本自動車工業会(自工会)の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)が1月下旬の会見で、自動車の保有年数短縮を促す政策について政府と議論を進めたいと表明したことについて金子会長は、「国内販売の立場として、豊田会長からエールを送っていただいた非常にありがたい話だと率直に感じる」と述べた。
その上で、自動車の長期保有は「主に税を含めた保有コストが一番の要因」とし、「解決には自動車関連諸税の見直しも含めた問題提起であると捉えている。自工会など関係団体、関係省庁と連携しながら積極的に検討していきたい」と語った。
豊田会長は、自動車の平均保有年数が現在の15年以上から10年に短くなれば、市場規模が現在の500万台から800万台に増えるなどと説明していた。
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