- 2022/02/28 掲載
欧州株、軒並み急落=対ロ制裁で混乱懸念
【ロンドン時事】週明け28日の欧州株式市場では、英国やドイツなど主要国の株価指数が軒並み急落した。欧米諸国がロシアの一部銀行を「国際銀行間通信協会」(SWIFT)から排除すると表明したことで、欧州経済にも混乱が広がるとの懸念が強まった。
ロンドン時間午前9時の時点で、英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前週末比約1.5%安。ドイツは2.4%安、フランスは2.9%安となっている。
個別銘柄では、ロシア事業から事実上の撤退を表明した英石油大手BPが約7%の急落。ロシア関連資産の多いドイツ銀行は約8%の下落となっている。市場関係者は「投資家のリスク回避姿勢が再び強まった。ウクライナ情勢が緊迫する中、不安定な値動きが続くだろう」との見方を示した。
【時事通信社】
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