- 2022/03/01 掲載
シェル、ロシアの全事業から撤退 「サハリン2」も対象
声明で、サハリン沖の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」からも手を引くと表明。ロシアからの撤退が低炭素エネルギーや再生可能エネルギーへの転換計画に影響を与えることはないとした。
また、ロシアとドイツを結ぶバルト海のガスパイプライン「ノルドストリーム2」への関与も終了する。
シェルによると、ロシアからの撤退により減損が発生する見込み。ロシアの事業に関連する非流動性の保有資産は2021年末で約30億ドルという。
ベン・ファン・ブールデン最高経営責任者(CEO)は声明で「当社は欧州の安全保障を脅かす無意味な軍事侵攻の結果、ウクライナで人命が失われたことに衝撃を受けており、遺憾に思っている」と述べた。
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