- 2022/03/03 掲載
高インフレは成長リスク、利上げ必要=米シカゴ連銀総裁
エバンズ総裁は、FRBは向こう数回の会合で利上げを実施していくとし、当初は慎重に、その後はインフレ見通しが悪化すれば加速化させると表明。バランスシートについては、年央までに縮小に着手する可能性があると述べた。
物価情勢については、FRBが景気支援策を縮小させる中でもインフレ率は急速には低下しないと予想。年内は3%を上回る水準にとどまり、2023年に2.5%近辺に低下した後、24年にようやくFRBが目標とする2%に戻るとの見方を示した。
労働市場については、FRBが利上げを実施しても活況は維持されるとした。
地政学的な要因により状況は複雑化するとの見方を示したものの、現時点ではエネルギー価格の上昇以外は米経済に対する大きな影響は出ていないと述べた。
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