- 2022/03/03 掲載
カナダ中銀、0.25%利上げ ウクライナ情勢がインフレに拍車
政策金利は2020年3月以降、過去最低の0.25%にあった。
カナダ銀は声明で「ロシアによるウクライナ侵攻は新たな不安材料だ」と指摘。「原油など商品価格は急上昇している。これは世界中のインフレに拍車をかけるだろう」とした。
ウクライナ情勢の悪化がすでに高水準にあるインフレ率に一層の上昇圧力をかけ、目先の物価上昇率は1月時点の予測を上振れするという。
一方、新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大からの景気回復は「順調に進んでいる」とし、第1・四半期の経済成長率は従来予想よりも堅調なものになるとの見通しを示した。
また「経済が拡大を続け、インフレ圧力が高まったままであることから、金利はさらに上昇する必要があるとみている」と述べた。
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