- 2022/03/03 掲載
米FRB、景気支援策の「速やかな」終了必要=セントルイス連銀総裁
ブラード総裁は、ロシアによるウクライナ侵攻で経済に対する新たなリスクが台頭したとしながらも、「米国よりも欧州が直接的な影響を受ける」とし、FRBは物価上昇に対応する軌道から外れないとの見方を示した。
その上で、地政学リスクにもかかわらず米国の実態経済と労働市場は堅調で、インフレは大幅に上振れしているとし、「こうした状況下では、持続的な景気拡大の機会を最大化するために速やかな緩和策の終了が必要になる」と述べた。
ブラード総裁は、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を現在のゼロ%近辺から、3月、5月、6月の会合にかけて1%ポイント引き上げていく案に賛同している。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR