- 2022/03/29 掲載
悪い円安にならないようしっかり注視=鈴木財務相
鈴木財務相は「為替相場についてのコメントは控える」と断ったうえで、「いずれにしても、いわゆる悪い円安にならないようにしっかりとした注視をして、これから政府としても注視していかなければならない」と語った。
日銀が長期金利の上昇を抑える「指し値オペ」を連発したことが円安を招いているとの指摘には「金融政策に関しては日銀が責任を持ってやっていただけると、そういうことを期待している」と述べるにとどめた。
一方、物価高に伴う緊急対応策の財源を巡って、鈴木財務相は「新たな財源措置を伴うものについては、まずは一般予備費、コロナ予備費を活用した、迅速な対応を優先していく」とした。
コロナ予備費を活用する妥当性については「コロナ関連の予備費を使いたいような申し出が各省からあれば政策目的などを感染症に関わるものかどうかを判断して、政策目的が叶えば当然、使える」との認識を示した。
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