- 2022/04/05 掲載
バイデン米大統領、トラック輸送業界の重要性訴え
米政権は、女性などの活用でトラック運転手を増やす取り組みを行っている。ホワイトハウスはトラックの運転手採用や免許交付が急増していると強調。ここ数カ月間で主要雇用主100社が人材育成を支援する実習プログラムを開始したと説明した。
バイデン氏は、政府機関や企業が女性ドライバー採用に向けた取り組みを強化しているとした上で、より多くの米国人をトラック輸送業界に引き付けるため、賃金上昇や待ち時間短縮、安全性の向上など条件や環境の改善が必要だと指摘した。
米国は、中国などが製品供給を武器化できないようにするため、気候変動や地政学的な緊張に対するサプライチェーン(供給網)の耐性強化を目指しており、人手不足がもたらしているトラック業界の長年の課題への対処はこの取り組みの一環。
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