- 2022/04/29 掲載
水道管塗料で不正20年以上=神東塗料が調査結果
東証スタンダード上場の塗料メーカー、神東塗料(兵庫県尼崎市)は28日、水道管用の合成樹脂塗料の認証取得試験で不正を行っていた問題に関する特別調査委員会の報告書を公表した。一部の製品では2001年から不正を行っていた可能性が高いことを明らかにした。製品の安全性については「衛生性に問題がない」と説明している。
高沢聡社長は尼崎市内で記者会見し「多大なる迷惑、心配をお掛けしおわびする」と陳謝した。経営責任として、高沢氏は報酬月額の50%を5月から2カ月減額する。
同社は1月に問題を公表し、弁護士らを交えた特別調査委を設置した。報告書によると、水道管用塗料8製品で所定の条件と異なる方法で試験を行い、日本水道協会の認証を不正に取得していた。
【時事通信社】
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