• 2022/05/01 掲載

キャンプもカーシェアで=手軽さ人気、ニーズ多様に

時事通信社

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自動車を複数の会員で共同利用するカーシェアリングが拡大している。レンタカーより料金が安いことが多く、都市部を中心に浸透。最近ではキャンピングカーのシェアサービスも需要増に一役買う。ガソリン価格を気にせず使えたり、新車の乗車体験ができたりするなど、利用者や企業のニーズをくみ取る動きも進んでいる。

コロナ禍で「密」を避け自然を楽しむキャンプの人気が高まり、キャンピングカーのシェアサービスの利用者が増えている。車中泊に特化したサービスを手掛けるカーステイ(横浜市)は、個人所有車を中心に全国で約250台を登録する。

キャンピングカーは高価で維持費もかさむ一方、年に半月程度しか使わない所有者も多いという。シェアサービスで、利用者は手頃な価格で車中泊を楽しめ、所有者は貸すことで副収入を得られる。カーステイの昨年5~7月の予約数は前年同期比で約9倍に増え、今年はさらに約2倍に増える見込みだ。同社の中川生馬さんは「コロナ禍で人気が一気に加速した」と語る。

企業が車を管理するカーシェアサービスでは、ガソリンの「満タン返し」が不要なケースがほとんどだ。利用料に含まれており、給油した場合は料金を割り引く。最大手「タイムズカー」を運営するパーク24の田中麻里子さんは「ガソリン代を気にせず使える点は、カーシェア需要が高まる要因の一つになっている」とみる。

DeNA

SOMPOモビリティ(東京)のカーシェアサービス「エニカ」は、韓国の現代自動車や欧米自動車大手ステランティスと提携。登録者の約85%が車所有を検討しているといい、カーシェアでの乗車体験を通じて新車購入を促す狙いがある。

調査会社の富士経済によると、国内のカーシェアは売り上げ拡大が見込まれ、2030年には21年の約4倍に相当する約2500億円となる。

【時事通信社】 〔写真説明〕「Carstay(カーステイ)」が展開する車中泊仕様車のシェアサービス(同社提供)

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