- 2022/05/04 掲載
ユーロ圏総合PMI、4月は55.8に上昇 サービスが好調
サービス部門PMIは57.7で3月の55.6から上昇し昨年8月以来の高水準だった。
2日発表の製造業PMIは15カ月ぶり低水準だった。
S&Pグローバルのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「ユーロ圏経済は、ウクライナ紛争に直面しながら驚くべき耐性を示した。これは4月中にコロナ規制が一段と緩和されサービス業が活況を呈したおかげだ」と述べた。
サービス業では事業の見通しがさらに改善。指数は60.8から62.3に上昇した。
ただコストの上昇を顧客に転嫁する動きは続いている。総合PMIの生産価格指数は65.7から68.5に上昇し、2002年終盤の統計開始以来最高となった。
ウィリアムソン氏は「第2・四半期に成長が加速する見込みであり、また調査は物価高騰の継続を示している。欧州中央銀行(ECB)は早ければ7月にも利上げを開始する可能性がある」と述べた。
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