- 2022/05/05 掲載
米、5─7月期も国債発行縮小 全ての年限=財務省
財務省は、最近の好調な税収と連邦準備理事会(FRB)による財務省証券の償還の可能性を踏まえた借り入れ需要予測に基づき、発行額の縮小は前の3カ月より小幅になるとした。ただ、借り入れ需要次第で一段と削減する可能性もあるとした。
具体的には、2年債、3年債、5年債の入札規模を毎月10億ドル縮小。7年債は20億ドル縮小する。
10年債と30年債の新規発行、およびリオープン(銘柄統合)入札規模は10億ドル、20年債は20億ドル縮小する。
一方、10年物インフレ連動債(TIPS)の5月のリオープン入札規模は140億ドルに維持。5年物TIPSの6月のリオープン入札規模を10億ドル拡大し、180億ドルとするほか、10年物TIPSの7月の新規入札規模も10億ドル拡大し、170億ドルとする。
政府は新型コロナウイルス対策関連支出を賄うため、2020年に国債の入札規模を拡大していた。
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