- 2022/05/05 掲載
英消費者融資、3月も大幅増 生活費上昇で家計圧迫か
通常なら堅調な需要を示すデータとなるが、現状では生活コスト上昇を受けた一部家計の債務拡大を反映している可能性がある。
3月はクレジットカード融資が全体の伸びの半分以上を占めた。住宅ローン融資額は約70億ポンド増。
キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ポール・デールズ氏は、消費者の借り入れ増加は最近の消費者信頼感の低下や実質所得の減少が消費者支出の落ち込みにつながっていないことを示していると指摘した。
一方、非営利組織「マネー・アドバイス・トラスト」は最近のクレジットカード融資増加について、堅調な経済というより家計への圧迫が強まっている兆候の可能性があるとの見方を示した。
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