- 2022/05/06 掲載
米ドアダッシュが通期受注見通し引き上げ、株価は一時急伸
ただ、純損益は1億6700万ドルの赤字で、赤字額が前年同期の1億1000万ドルから拡大。1株当たり赤字も0.34ドルから0.48ドルに膨らみ、アナリスト予想平均の0.41ドルより大きくなった。配送拠点の拡充や国際事業展開に多額の投資を行ったことが影響した。
ドアダッシュの株価は時間外取引で一時8%も急伸。売上高が予想を超えたことや総受注額見通しの上方修正によって、新型コロナウイルス流行の収束後に外食の増加に伴って宅配注文が減少するとの懸念が和らいだためだ。
宅配業界は総じて人手不足に悩まされているが、同社は「ギグエコノミーの勝ち組」というイメージのおかげで配達要員を着実に確保できている。またガソリン代の一部を現金で還元するという新たなインセンティブを打ち出したことも、人員の引き留めにつながっているという。
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