- 2022/05/09 掲載
NTTデータに海外事業統合=10月に移管―NTT
NTTとNTTデータは9日、両社の法人向け海外事業を再編すると発表した。NTTデータの傘下に10月、NTTグループで海外通信事業を手掛ける企業などを移管する。システム開発とネットワークサービスなどを組み合わせ、海外展開を強化する。
新会社にはNTTデータが55%、NTTが45%、それぞれ出資する。重複する事業や管理部門の統合によるコスト削減、世界的に不足するデジタル人材の確保・集約にも取り組む。NTTデータの本間洋社長は9日の記者会見で「新たな競争優位性を獲得したい」と述べた。
また、NTTはNTTデータの株式を1000億円を上限に市場で買い付けることも公表。連携強化が狙いで、NTTによる保有比率は現在の約54%から57%程度に上昇する見込みだ。
【時事通信社】
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