- 2022/05/16 掲載
SDR通貨バスケット、IMFが人民元の比率引き上げ 円は低下
2016年に人民元がSDR構成通貨に正式採用されて以来、初の定例見直しとなる。
IMFは今回、ドルの構成比率を41.73%から43.38%に引き上げ、人民元は10.92%から12.28%に引き上げた。一方、ユーロの比率は30.93%から29.31%、円は8.33%から7.59%、ポンドは8.09%から7.44%に引き下げた。
IMFは17─21年の貿易や金融市場の動向に基づいて構成比率を決定したとしている。新たな比率は8月1日から適用する。
中国人民銀行(中央銀行)は15日に声明文を発表し、金融市場の改革と対外開放を引き続き進める方針を示した。
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