- 2022/05/17 掲載
りそな銀、大手銀初の移動店舗=東京・大阪の「空白地」に
りそな銀行は17日、大手銀で初めてとなる移動型店舗「りそなモバイルバンク(愛称りそな号)」の営業を始めた。移動店舗はトラックを改装し、現金自動預払機(ATM)や有人の相談窓口などを搭載した。デジタル化の進展による来店客数の減少を背景に銀行店舗の統廃合が進む中、東京都と大阪府の銀行店舗「空白地」に出店。顧客に銀行側から近づくことで新たな接点を生み出したい考えだ。
銀行の移動店舗は、過疎地域でのサービス提供や災害時への備えとして地域金融機関では採用例があるが、大手銀での導入は異例。
1台当たり数千万円を投じて改造した専用車両2台を投入。備え付けのATMで現金の入出金や振り込みができるほか、有人窓口では専任の社員2人が住宅ローンや資産運用の相談にも応じる。
東京では品川区と北区の都市再生機構(UR)の団地内、大阪では豊中市と吹田市の商業施設で、いずれも火曜日から金曜日の隔日営業とする。
【時事通信社】 〔写真説明〕りそな銀行が導入した移動型店舗で顧客の相談に応じる行員=17日午前、東京都品川区 〔写真説明〕りそな銀行が大手銀行として初めて導入した移動型店舗=17日午前、東京都品川区
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