- 2022/05/17 掲載
S&P、クレディ・スイスを「BBB」に格下げ
格付け見通しは「ネガティブ」から「安定的」に変更した。
S&Pは、米アルケゴスや英グリーンシルとの取引などを巡る一連の不祥事からの立て直しには時間がかかると指摘。
「同社は積極的に是正策を講じているが、こうした複雑な国際組織のリスク文化を長期的に変えるには時間がかかる」とし「経済・事業環境が悪化する中ではさらに困難になると考える」との見解を示した。
収益性を回復するとの経営陣の目標については、特に経営の混乱と経済の不透明感を踏まえると、野心的なものだと指摘。「われわれの見解では、同社のリスク・リターンは、少なくとも中期的には、主要競争相手や高格付けの同業他社のリスク・リターンを引き続き下回る可能性が高い」とした。
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