- 2022/05/18 掲載
脱炭素化目標10年前倒し=40年に実質ゼロ―ソニーG
ソニーグループ(G)は18日、製品やサプライチェーン(供給網)、物流などを含めた事業活動全体で排出する温室効果ガスを実質ゼロにする目標の達成時期について、従来の2050年から40年に前倒しすると発表した。気候変動リスクへの意識が世界的に高まる中、脱炭素化に向けた動きを加速させる。
自社事業所で使用する全電力を再生可能エネルギーで賄う目標は40年から30年に前倒しする。再エネ由来の電力使用率に関しても、25年時点の目標を15%から35%に引き上げる。
東京都内で開いた経営方針説明会で、吉田憲一郎会長兼社長は「社会や地球環境に対する責任を果たし、技術や事業によって貢献していく」と語った。今後の事業計画については、3月にホンダとの提携を発表した電気自動車(EV)や、オンライン上の仮想空間「メタバース」関連ビジネスに注力する考えを示した。
【時事通信社】
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