- 2022/05/18 掲載
中国河南省の3行、先月から全預金凍結 15億ドル規模の可能性も
禹州新民生村鎮銀行、上蔡惠民村鎮銀行、柘城黄淮村鎮銀行は4月18日に全預金を凍結。3行とも顧客には内部システム更新中と伝えている。各行はそれ以来、この件に関して何の連絡も預金者にしていないという。
雑誌「財新」が4月30日に報じたところによると、各行は中国全土に顧客を持つため、凍結額は15億ドルに上る可能性もある。
ロイターは3行に電子メールや電話でコメントを求めているが、いずれも応答がない。
名目上は小規模ではあるものの、中国に数多くある地方銀行は中小企業に融資しているため重要性は非常に大きく、その活動は中国経済の健全性を映すものと言える。
中国銀行保険監督管理委員会と中国人民銀行(中央銀行)からはコメントを得られていない。
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