[東京 24日 ロイター] - 日本百貨店協会が24日発表した4月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比19.0%増の3778億円と、2か月連続プラスになった。
前年の緊急事態宣言等による営業制限に対する反動が出たことに加え、先月下旬のまん延防止等重点措置解除で外出機会が増えたことが寄与した。
ラグジュアリーブランドや時計・宝飾などの高額品の好調が続いていること、気温の上昇で春夏物商材が活発に動いたことなども売上高を押し上げた。
3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィーク前半戦は多くの店舗が賑わい、各社が展開したさまざまなイベントも好評だった。
調査対象の百貨店は73社・190店舗。東京地区は前年比27.0%増と、8カ月連続プラスとなった。