- 2022/05/24 掲載
訪日観光再開へ実証スタート=15グループで12県訪問
新型コロナウイルスの水際対策のため中断していた外国人観光客の受け入れ再開に向け、観光庁や民間旅行会社が実施する実証事業が24日、始まった。第1陣としてハワイなど米国を出発した7人の観光客が同日午後、成田空港に到着。6月初めにかけて15グループに分かれた約50人が石川や長野、福岡など計12県を訪問し、観光客の行動管理や感染対策などの課題を検証する。
米国から到着した7人は、関東や東北地方を中心に観光する。空港内で取材に応じたハワイの旅行会社社長ネディーン・K・シマブクロさんは「観光地をめぐって感染対策が守られているか確かめ、次は自分たちのツアーで連れて来たい」と語った。
実証事業では、マスクの着用や手指の消毒といった感染防止対策の徹底を求めた上で、感染者が出た場合に適切に対応できるかも検証する。訪問する12県は岩手、山形、栃木、茨城、千葉、山梨、石川、長野、岐阜、和歌山、福岡、大分。
【時事通信社】 〔写真説明〕観光庁の訪日観光実証事業で成田空港に到着した米国からの旅行者ら=24日午後、成田空港 〔写真説明〕観光庁の訪日観光実証事業で成田空港に到着した米国からの旅行者ら=24日午後、成田空港
PR
PR
PR