- 2022/06/01 掲載
再生バッグ、即日完売=ANA、整備士作業着から
ANAホールディングスは1日、整備士の作業着をリサイクルしたバッグ計355個が、オンライン販売の開始からわずか9時間で完売したと発表した。トートバッグなど7種類はいずれも1万円台と、やや強気の価格設定。全日本空輸整備センターの高橋秀弥マネージャーは「不安だったが、あっという間に売れた」と驚いた。
年間200~300着ほどが廃棄されるのを、現役整備士が「もったいない」と声を上げたのがきっかけ。トートバッグ専門ブランド「ROOTOTE(ルートート)」と共同で開発した。破れにくい生地で、ANAのロゴやポケットなど作業着のデザインをそのまま生かした。
廃棄物の削減に加え、環境問題への意識向上につなげたい考え。第2弾は今月6日に予定しており、作業着の回収状況に応じてさらに販売を拡大する。
【時事通信社】 〔写真説明〕整備士の作業着から作ったANAホールディングスのバッグ=1日午前、東京都大田区
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