- 2022/06/09 掲載
英経済、来年はゼロ成長 景気支援拡大を=OECD
「成長支援に向け財政健全化の鈍化を検討すべき」とし、政府の税・歳出計画は現状では「収縮的」と指摘。低所得層を中心に支援を提供する必要があるとした。
英国では4月の社会保険料引き上げを受けて税負担が1950年代以来の水準に高まっているほか、来年には企業利益に対する増税が予定されている。
OECDは今年の英成長率を3.6%と予想。来年についてはロシアを除く20カ国・地域(G20)の中で最低の0%と見込んだ。
インフレ率は今年末に10%に上昇した後、来年末までに4.7%に低下すると予想した。
イングランド銀行(中央銀行)にも慎重な利上げを促し、「金融政策はインフレを目標に低下させるため引き続き徐々に正常化すべき」とした。
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