- 2022/06/13 掲載
韓国トラック運転手のスト続く、鉄鋼大手ポスコも一部操業停止に
現代自動車もこのストによる部品不足のため、減産を強いられている。
ポスコの広報担当者は「ポハン(浦項)の当社の複数の工場で、ある程度生産を止める態勢にある。停止期間がどれぐらいになるかは、まだはっきりしない」と語り、13日以降に停止すると付け加えた。
7日からストを始めたトラック運転手の労働組合は、これまで政府と4回の会合を開き、話し合いを続けている。労組側が求めているのは、燃料価格高騰に直面する中で、年内に失効する最低賃金を維持するための補助金支給の延長だ。
政府の推計によると、11日現在で労組加入者の30%に相当する約6600人のトラック運転手がストに参加。これによってウルサン(蔚山)の石油化学施設で輸送活動が止まったほか、ポスコの製品配送作業も遅れが生じるなど波紋が広がっている。
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